Akira Web Journal

きたくてきているひと、きたくなくてきているひと。

「きたくてきている人」と「きたくなくてきている人」。

 

これまでは「きたくなくてきている人」を相手に仕事をすることが多かったけれど、今回は「きたくてきている人」たちとワークショップ。

きたくてきている人との時間は、とても濃いし、求める量が多いから与える量も増えていく。

 

ほほう、こんなに違うんだ。

 

 

幕張にて。

幕張に来ています。

駅前のホテルに泊まっているのだけれど、とても人工的な街です。

明日からチームビルディング2.0が始まります。

 

人工的な街のくせに、駅前の広場では特大ビアガーデンが広がっていて、ステージではカラオケでおばさんが演歌を絶叫しています。

 

さあ、これからアジアカップを見て寝よう。

 

 

大切なこと。

義母が化学療法の第１サイクルを終えて、自宅に戻ってくる。

ひどくやつれて、ひどく痩せている。

 

相棒の顔にも疲労が滲んでいる。

誰しも混乱している。

 

本人の希望が大切なのもわかる。

家族の意向が大切なのもわかる。

でも結局家族といいながら、僕は他人なのです。

 

だから僕ができることは、情報を集めて、必要なタイミングを見計らって提供して、これからどうしていくかを方向付けていくこと。

具体的な数値でのデータが手元にないので、とにかく今は治療法、それぞれの癌の特徴、寛解・治癒に関する数値の種類 （大体１５種類くらいの数値を見れば、カラダの中がどうなっているかがわかるのです。例えば赤血球・白血球・血小板の数など）の把握、 ターミナルケアの種類、在宅で治療する場合と入信して治療する場合のメリット・デメリット、などを学んでいます。

 

押し付けにならず、求められたときに与えられるように。

他人だからこそ客観的に。

義母を大切にすることはもちろんだけれど、僕はとにかく相棒とムスメに力を注ごうと思う。

 

 

服を選ぶ。

六本木ヒルズに行くことが多い。（もちろん仕事でですよ）

少しだけ時間があったので、ノースタワー１階のバナナリパブリックを覗きに行く。

僕好みのシンプルでトラディショナルな服がディスプレイされているので、一度入りたかったのです。

 

僕は自分の服は自分で買います。当たり前か。

「仕事服」と「普段服」に分けています。

「仕事服」はスーツとアウトドアな服。

「普段服」はジーンズやらチノパンやらポロシャツやらカットソーやら。

 

仕事服はスーツの色味以外はほぼ自分で即決します。

求めるのは素材の機能と、スーツの場合には与える印象。

問題は普段服。

できれば１年中短パンＴシャツもしくはポロシャツで過ごしたいのだけれど、結婚してから、 あるいは会社を興してからは相棒と釣り合いの取れた服装、もしくは会社の仲間に釣り合いの取れた服装が求められるわけです。

当然そこには配慮をしたい。相棒の立場に立ったとき、「この人が私の相棒なんです。」と紹介された時、 ジャージではさすがに恥ずかしかろうと思うからです。

ということで「普段服」は相棒のサポートを基に買います。

 

バナナリパブリックなら、相棒も選びやすい服がたくさん並んでいたので、今度は家族で来ようと思う。

ちなみに相棒が服を買うときには僕は口を挟むことはありません。

じっと、じっと待つだけ。もちろんそれは苦痛ではありません。

 

世の中のドレスコードがすべて「Ｔシャツと短パン」だったらいいのになあ。

めんどくせえなあ。

 

 

「人が好き」なボス。

今日は丸の内ビルディングでワークショップ。

赤レンガの東京駅を見下ろしながら、話したいことを話す。

 

主なテーマは「競争より協創」というところに落ち着いた。

ひとり、典型的な「ボスタイプ」の人がいらっしゃって、非常に効果的に存在してくれていた。

「俺だけはボスじゃない。」

「言ってもわからない奴は、わからない奴が悪い。」

「言ったことができない奴は、会社にいる資格がない。」

 

正面きってこんなこと言える人って、あんまりいない。

「ボス」は緊急かつ重要なことを扱うパートに、ひとりはいてほしい。

じゃないと、動けないからね。

 

そしてこの方と帰り際に少しおしゃべりしてわかったことがある。

ほんとはこの人、「人が大好き」なのだ。

 

 

マイク1本。

新高輪プリンスホテルで、ワークショップ。

狭い部屋に90人近くが入って、どうなることかと思いきやどうにかなりました。

 

不確定要素が多ければ多いほど、燃えるみたい。

ただ、今日は「お口のウォーミングアップ」をしていなかったので噛み噛みでした。

僕は舌が長いので、「さしすせそ」の発音＝摩擦音が不明瞭になる時があります。

意識して「し」は[shi]と発音しないと、[si」になってしまいます。

早口になるしね。

 

と、いうことでやはりお口のウォーミングアップを欠いてはいかんのだ。

 

 

帰宅。

台風4号と追いかけっこをしながら、無事に横浜港に到着。

大雨の中、下船して帰路へ。

どうしても片付けなければならない仕事がひとつ待っていたので、急いでオフィスへ。

関内からオフィスへ戻る電車の中では、昨年も体験した「陸酔い」が待っていました。

 

そして自宅では1週間ぶりの相棒とムスメ。

無事に帰ってこれてよかった。

 

 

うねり。

やはり外界は荒れていて、大きなうねりが上下左右に揺さぶりをかけてくれる。

甲板に出れば横殴りの雨。

水平線の向こうから次々に黒い塊のような大きなうねりがやってくる。

10メートルの高さを、ゆっくりと上下し続ける感じ。

 

真夜中0時過ぎに、誰もいない甲板で見えない水平線と遠くで光る雷光に目を向けるって、そうそうできる体験ではないですよね。

 

出航。

ふじ丸に乗って長江をくだり、日本を目指す。

フィリピン海沖には台風4号。

天気図を見る限りでは、ちょうど枕崎を船が通過するあたりで台風と再接近する。

ということは外界（東シナ海）はすでにうねりの影響がきているんだろうな。

 

さて、どうなることやら。

天気はすでに雨。

 

 

上海ナイト。

上海へ。

相変わらず混沌の町であった。

上海料理を食べ、仕事をし、考え、感じ、伝える。

 

リーダーシップ開発って何だと自分に問い続けた上海の夜であった。

 

辛い料理が美味しかったな。

料理の名前はなんというのか知らないけれど。