家の水周りもろもろを直す。
パッキンをとりかえ、バルブを締め付ける。
東京ガスがやってきて、あらためてガスの開栓をしてもらう。
実は昨日もガス屋が来て開栓したのだが、「だみだこりゃあ。ボイラー壊れちゃってるねえ。お宅のほうで何とかしてもらってまた呼んでくれる?」などと抜かすので、ガスレンジだけをとりつけてボイラーは後から直すからと、再度来ていただいたのだ。
東京ガスのおじさんは、「ボイラーもガスも異常なしです。サインを・・・。」とのこと。
なんてことだと、この先の雲行きに頭を抱えてみたりする。
お湯が出るようになった我が家では、相棒も含め掃除に加速がかかる。
風呂場の修理・洗濯機の水道修理・トイレのバルブ調整・庭木の手入れをしていると、新聞屋がやってきた。
読売新聞を取ってくれとのこと。
「新聞は要りません。」と丁重にお断りしたのだが、試しに購読してみてくれとのことなのでそれでは試しにと1週間だけ届けてもらうことにして退散してもらう。
「お願いしますよ~とってくださいよ~。ノルマあるんすよ~。今ならおまけで洗剤つけちゃう!」と僕の父親ほどの男性が猫撫で声を出す。
ノルマがある?だからなんだ。
お前の親は人に頼みごとをするときにヘルメットをとれ、と言われなかったのか?
それがお客様に対する態度なのか?
と、心の中で呟いてみたが、口にするのもつまらないので丁寧に応対して帰ってもらう。
まったくもってどこの世界にジャージを着てヘルメットを被ったままで、こんにちわも言わずに黙ってドアを開けようとするセールスマンがいるというのだ。
夕方、買い物に出かける。
体が重い。
その足で相棒の実家へ。
伊勢原の実家までは新居から道路が混雑していなければ20分。
相棒のもともとの生活圏に近づいたので、相棒にとっては少しは暮らしやすくなったのかもしれない。
実家にも気兼ねなく帰られるので、義父母の様子もすぐにわかる。家族が身近になった感じがして、暮らすことに違和感がなくなる。
青戸にいたころはこの違和感をずっと感じていた。
何をもって違和感とするかは自分でもよくわからないのだけど、「地に足をつけて」という感覚がなかったのだ。
暖かい食卓で暖かい食卓となんとなしの会話をして、頃合を見計らって帰宅する。
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