義母が化学療法の第1サイクルを終えて、自宅に戻ってくる。
ひどくやつれて、ひどく痩せている。
相棒の顔にも疲労が滲んでいる。
誰しも混乱している。
本人の希望が大切なのもわかる。
家族の意向が大切なのもわかる。
でも結局家族といいながら、僕は他人なのです。
だから僕ができることは、情報を集めて、必要なタイミングを見計らって提供して、これからどうしていくかを方向付けていくこと。
具体的な数値でのデータが手元にないので、とにかく今は治療法、それぞれの癌の特徴、寛解・治癒に関する数値の種類 (大体15種類くらいの数値を見れば、カラダの中がどうなっているかがわかるのです。例えば赤血球・白血球・血小板の数など)の把握、 ターミナルケアの種類、在宅で治療する場合と入信して治療する場合のメリット・デメリット、などを学んでいます。
押し付けにならず、求められたときに与えられるように。
他人だからこそ客観的に。
義母を大切にすることはもちろんだけれど、僕はとにかく相棒とムスメに力を注ごうと思う。
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