相棒。

幕張からの帰り道、首都高の渋滞にはまりながら相棒のことを考える。

母親を亡くすということがどういうことか。

 

僕には彼女の気持ちの奥底にあることはわからない。

きっと彼女も自分の気持ちの奥底にあることはわからない。

 

徐々に徐々に死んでいく自分の母親を、ずっとそばで見ていた彼女。

母娘の確執を抱えながら、僕と結婚したことで、そして娘が産まれたことでその確執を昇華させていった彼女。

どう接していいものか。

今は見守るしかない。