Akira Web Journal

「私は正しい」という罪。

午前中、六本木でSと打合せ。
Yさん曰く、「あなたの頭の中でイメージができあがっているのはわかるけれど、それだけではとても不安。」
おっしゃるとおり。

昔からよく言われます。

なのでイメージを伝える。
コアが同じ人はイメージの断片だけで繋がることができるのだけれど。

 

午後、勝どきで打合せ。
やっぱりぴんとこない。
こりゃきっと仕事には繋がらないだろうなあ。
会社の売り上げ考えるとどんな仕事でも請けなきゃ、って思うんですが。

でもね、形のないモノを売ってるので、だからこそ自分に妥協はできないです。
言い訳ですけど。

すべての人は素晴らしい力を持っているはずなので、それを否定こそしないけれど、 そのことを脇見しながら短期的な利益を追求する行為に加担したくないだけ。

 

夕方、下北沢で不動産屋のSくんと打合せ。

夜、Sさんと会食。
「自己啓発」そのものはまったく悪ではない。
それから仲間を募ることも、まったく悪ではない。
悪なのは、善意という名の欲求解消。
「良いことをしている私が、良いあなたに良いことを進めることは良いことだ。」という気持ち。
あなたにとって良いことが必ずしも僕にとって良いことではない、という前提の覆盆。

「わたしは正しい」という罪。

 

深夜に帰宅。

 

 

水道橋「京城園」で。

本当なら今日も引越しをしているはず。
やっぱり今日も家族と過ごしたくて、ショッピングに行く。
ジーンズを買って、レストランで食事をして、お家に帰る。

夜、Aちゃんの壮行会。
「笑えるほどおいしい」焼肉をいただく。
21時を過ぎてからオフィスに戻って少し仕事。
深夜に帰宅。

 

 

家族と過ごす時間。

本当なら今日は引越しをしているはず。
下北沢のとっても素敵な家。
でもまだ内装が終わっていないので契約すらできていない。
もしここに引っ越せなかったとしても、それはそういうことなので気にしない。

昼間は家族と過ごす。
相変わらず僕は僕のためだけに僕の時間を使ってしまっていて、それはムスメと相棒に対しての思いやりと敬意に欠けてしまうわけです。

そんな負い目があるものだから（僕ばっかり楽しくてごめんという負い目）、できるだけ空いた時間は家族と過ごしたいのです。

夜はAくんと食事。
感覚で話ができるので、そういう人はとてもありがたい。
知識と経験は補ってあげることはできるけれど、素質は補えない。
深夜に帰宅。

 

 

走る、走る。

代々木公園でチームビルディング、二日目。
今日は荷物が少ないので電車で代々木公園に向かう。

「チームで６時間、走れるだけ走る」が今日のテーマ。
走る予定のコースを走ってみる。

朝７時の代々木公園はたくさんの人が走っていたり散歩をしていたりする。
公園の外周を時計回りに３周。
普段走っていないものだから、呼吸よりもふくらはぎが痛くなる。

でも、とても気持ちがいい。
iPodでCCRを聴きながら、黙々と走る。
うーん、ここにムスメと相棒がいたらと今日も思う。

走りながら仕事のことを考える。
何かを「教える」のはやっぱりもうやめよう、とか「分析する」のもあまり意味がないな、と思う。

チームビルディングってつまり、エンパワーしていくことだから。
アクティビティがどうこう、ってどうでもいい。

 

代々木公園にて。

代々木公園でチームビルディング、初日。
冷え込んだ朝で、空気が乾いている。
車を駐車場に置いて、代々木八幡から公園に入る。

準備をしながら、参加者を待つ。
若いって事は素晴らしいことだ。
それだけで価値がある事なのだけれど、若いときにはその価値に気付くことができない。
もちろん僕もそうなんだけど。

でも、あるときその「若さ＝価値」に気付く日が来る。
僕の場合には、仕事が終わってから遊べなくなったときだった。

「ああ、疲れた。遊びなんかいいよ、早く帰って寝よう。」と思った２８才の頃、僕はそろそろオトナになるんじゃないかと思ったのです。

そんなことを考えながら、参加者を待つ。

 

 

シドニー！

早朝、タクシーをつかまえて空港へ。
準備が遅れているらしく定刻になっても乗れない。

空港でぼーっとする。
帰りの飛行機の中は、溜めていた事務仕事と提案書つくりであっという間に５時間が来て、PCのバッテリーが無くなる。
直行便ではなくてパース経由だったので、僕の周囲はハネムーンカップルで囲まれてしまう。

成田に着いて、バスで自宅へ。
よく「海外が多いとマイルが溜まるでしょう？」と聞かれますが、そんなことないです。

マイル提携している航空便で行かないから。

安い便でも僕は文句言わずにじっと座って行きます。

自宅に戻ると、遅い時間にも関わらずムスメは起きていた。
嬉しくて嬉しくて思わずお土産（もちろんコアラもの、カンガルーもの）を広げて遊ぶ。
３年後に家族で行こう。

シドニー！

太陽の光で目が覚めて、急いで支度する。
Penrith Whitewater Stadium.
ベルギー人、スコットランド人とラフティング。

夜はハーバーでオペラハウスとシドニーブリッジを横目にステーキ。
男２人だけで、というのが悲しい。
ここに相棒とムスメがいたらなあとつくづく思う。
自宅の近くで食べるアウトバックステーキよりも、やっぱり美味しかった。

ホテルに戻って、荷支度をして眠る。

シドニー！

午後の便で成田を飛ぶ。
今回の旅も１人。
夕方のフライトなので、オフィスに顔を出してから成田へ向かう。
一昨年あたりから海外でも仕事をするようになってきた。
今後はさらに増えていくんだと思う。

チェックインを済ませて荷物を預けて、 本屋さんをうろついていたらちょうどチーム内で話のネタにあがっていた本が目の前にあったので思わず買ってしまう。

機内では本を読むか、うとうと眠るかのどちらか。
隣の席のオージーのあんちゃんと、

「シンプソンズってそんなに面白いか？」

「いや、僕は見たことがない。」

「そうか。今オレは見ているけれどそんなに面白くないぞマイト。」

と会話を交わす。

早朝のシドニーに到着。
ガイドの車でシティへ。
環状線は事故と渋滞でずいぶん渋滞している。
ホテルに入って着替えてすぐに、クライアントと合流。

Blue Mountain National ParkとVision Valley.

シャワーを浴びて１時間だけ仮眠をとって（くたくただった）夜はタイ料理をいただく。
ホテルはチャイナタウンにあって、CNNを見ながらすぐに寝入ってしまう。