日曜の朝、ムスメ1号といっしょに朝ごはんをつくる。
今日のメニューはホットケーキ。
彼女はいつもこの本を読んでいるから、ホットケーキがどういうもので、どういった成り立ちでできるのかは知っている。
でもまだやったことがないからわからない。
僕は寝ぼけ眼で台所に立つ。
えーっとボウルを用意して、牛乳、たまご、バターと。
「おとうさん、たまご、わたしわってみたいー。」
「いいよー。ぱかっ、ね。ぱかっといこう。」
「うん、こんこん、ぱかっ、だね。」
こんこん、ぱかっ。
見事、大成功。
彼女の人生で生まれて初めて一人きりで卵を割った瞬間だ。
「やった~、できた~。みたみた?ふうちゃんひとりでできたよ~。」
「おおー、やったなあー。できたなあー。すげえぞう。」
「じゃあつぎは、とろーりぽたぽた、だね!」
「よし、やってみようか。とろーりね、とろーり。」
「とろーり・・・」
「あ。(ガスレンジに派手にたねをこぼす」
「あ、まあいっか。あとでふけばいいね。」
「うん、まあいいよ。後で拭けば。」
こんな風に過ごす日曜の朝。
ホットケーキ、ココア、ヨーグルト、サラダ。
「初めての瞬間に立ち会う」ってことは、いいもんです。
この本、なつかしい!
私も子供の頃、よく読んでた~!!!
玉子を割るのって子供にとってはとっても大きなことだよね。
ホットケーキ作ることも。
なんか、ほんわかした。
ありがと。
投稿情報: アッキー | 2009年3 月19日 (木) 20:44