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MJが死んだ。
僕は熱烈なファンではないけれど、彼の歌は大好きです。
アルバムは全部持っています。
いろいろな評価はあるけれど、留保抜きで彼の歌そのものは好きだ。
初めてMJに触れたのは、小学校4年生の頃だったか。
親父の影響でベストヒットUSAを見ていて、多分特番なんだろうけどUSA for Africaの特番を流していた。
We are the Worldができるまでを追ったドキュメンタリーだったけど、なぜか僕は食い入るように観ていた。
早熟といえば早熟だけど、親父はライオネル・リッチー、エリック・クラプトン、ロッド・スチュアートなんかを仕事場で流していたりして、僕はそれをごく自然に聞いていた。
何を歌っているかわからないけど、「洋楽」にごく自然に触れていたわけです。
で、We are the Worldのクリップには聴いたことのある声がたくさん出てきたわけです。
そうそう、1985年といえばHuey Lewis & The NewsのThe Power of Love、A-HaのTake on me(懐かしい!いま彼らはどこで何をしているんだろう?)、Like A Virginも確かこの年だっけ。
映像を観ながら僕はアフリカの飢餓のこともさることながら、「おお、この人がライオネル・リッチーか!おお、ヒューイ・ルイスっておっさん顔だ!おお、シンディ・ローパーってけばいなあ!スティービー・ワンダーって、あの『あじゃすこー、とぅせ、あらびゅー』の人だったんだ!
その中で一際高い声で歌う、変な服を来た人がマイケル・ジャクソンなんだということを知った。
それがfirst contact。
次に明確に意図を持って聴きだしたのは高2の夏か。
同じMJ、Michael JordanとMJが共演(?)したJAMという曲。
Dangerousがヒットしていた年で、Black or WhiteやJAMを流しながらバスケ部で練習に明け暮れていて、JAMを聴くとまるで自分がM.Jordanになったつもりになれてどこまでも走れたし、リズムが刻まれる感じがとても気持ちよかったことを今でも夢に見たりする。
それからは年を重ねるごとに、MJは身近なKing of Popになっていった。
それは今でも変わらない。
僕のiPod、プレイリスト「MJ」に登録されている曲をランキング形式で。
1位 HIstory
6位 I Just Can't Stop Loving You
7位 Earth Song
9位 ABC
10位 I Want You Back
Rest in Peace, M.J.
投稿情報: 23:20 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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チームビルディングを進めていく上で、ファシリテーターはいくつかの視点を持つことになる。
そのひとつが同質性と異質性に関すること。
★同質的チーム=ほぼ毎日顔を合わせているが、信頼関係を築くまでには(チームの発達段階でいうノーミング)至っていない状態
■異質的チーム=ほぼ初対面状態でお互いのこともよく知らず、役割と規範だけが与えられている(チームの発達段階でいうフォーミング)の状態
この2つの状態があるわけで、成り立ちが違い目的や目標が違うのでアプローチは変えなければならないと思っています。
同質的なチームには意図した混乱(秩序ある混沌/occasional caos)をもたらすことが求められる。
言い換えるとコミュニケーション(関わり)の質を高めるということ。
そのためには今までの関係性を一度壊す(無くす?潰す?書き換える?)ことが必要。
なぜなら人間の細胞が秩序ある混沌そのもので一見相反する秩序(コスモス)と混沌(カオス)が同時に存在しているからだ。
交感神経(混沌)と副交感神経(秩序)があるように。
生命体にホメオスタシス(恒常性維持機能)があるように。
経済の世界には「ビルトインスタビライザー」とか、「神の見えざる手」が想定されているように。
哲学の世界では性善説(秩序)と性悪説(混沌)があるように。
チームメンバー全員が同じ方向を向く(秩序を生み出す)ことばかりに、重きを置くと、「維持すること」「改善すること」に意識が向かい、新しいものを受け入れていく余裕のない息苦しいチームになる可能性がある。
逆にチームメンバー全員が違う方向を向く(混沌、無秩序)では撹乱してしまい、「個」が「団」になることは難しくなる。
チーム内の混乱や対立は、ないほうが良いにこしたことはないのかもしれないけれど、僕は混沌の中から秩序が生まれると思っていて、すべて秩序に満たされている世界が絶対的に良いとは思っていない。
でも僕たちはホメオスタシスのおかげで混乱や対立を避けたくなる。
「恐れ」「不安」があるからだ。
必要なのはファシリテーターが混乱や対立を「恐れ」「不安」として捉えるのではなく、あくまでも「秩序ある混沌」として扱うことだ。
「そう、このチームには今、混沌が必要。だから恐れることはない。」と。
ファシリテーターのfearlessな関わりがチームにNormを与える。
一方で異質性のチームには秩序が求められる。
この場合の秩序とは、少しでも早く「世界」をつくること。
言い換えると「常識=common sense」をチーム内に作り出すこと。
留意すべきことはある人は秩序を愛しているし、ある人は混沌を愛していて、何がそのチームにとって「善きもの」かは構成するメンバーによって左右されるということ。
現在のこのチームを混沌がなくて息苦しいと感じる人もいれば、秩序がなくて息苦しいと感じている人もいるわけです。
そのためにはコミュニケーション(関わり)の量を増やすこと。
この世界(チーム)は何で成り立っているかを、意識/無意識のレベルで認識(知覚?把握?)させること。
何で構成されているか(誰で構成されているか)を知ると、自分がどう振舞えばいいかわかる。
カレーは、玉ねぎとじゃがいもとにんじんと肉でできている、ということがわかれば初めてカレーを見た人でも口に運べるように。
同質性には議論を。
異質性には会話を。
えー、日々こんなことを悶々と考えておりやす。
投稿情報: 20:38 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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今日は福岡に来ています。
たまには仕事の話を。
「長尾さんって、お仕事は何されてるんですか?」と尋ねられることがありますが、いつもうまく答えられません。
「えーと、いろいろやってます。」などとお茶を濁すので精一杯。
わかりやすく、「お肉を売ってます」「医者をしています」「サッカー選手です」「銀行に勤めています」と答えられれば納得してもらいやすいんだろうけど。
この半年の仕事を振り返ってみます。
1月。
・京都のとある小さくて伝統がある会社に行ってマネージャー層やリーダー層の方たちとビジョナリーカンパニーについて学ぶワークショップをやった。
・八重洲にある銀行に行って、課長層の方たちといっしょにチームビルディングについて学んだ。
・市ヶ谷でチームビルディング・ファシリテーション基礎講座というファシリテーター養成のためのプログラムをやった。
・取材が2件あった。
・仕事の学校の打合せをした。
・福岡で楽天大学のチームビルディング・プログラム6期をやった。
・6つの会社に、「リーダーシップ、学びませんか?」とか「チームビルディングしませんか?」と営業活動に行った。
2月
・月例の飯久保さんとのKT法、ラショナル思考のトレーニング
・プロジェクトを進めている4つの会社との打合せ
・養成講座のファシリテーション
・京都と大阪で講演
・京都の会社と八重洲の銀行と楽天大学のプログラム
・報告書と提案書と企画書の作成
やめた。
半年分は多い。
2ヶ月分でおしまい。
1月はお休みが6日間、2月は2日間だったんだな。
こんな感じで毎日過ごしております。
やっている仕事といえば、結局ですね、「学ぶ場のデザインとファシリテーション」ということになるんでしょう。
考える→書く→伝える→問う→待つ→聴く→考える→書く・・・という繰り返しが僕の仕事の動作。
やってるのはこれだけなんだけど、奥が深いんだよなー。
ご興味とお時間がある方、一度僕の仕事を観察してくれませんか?
・
投稿情報: 04:21 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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知恵がついてきた。
「とうちゃんくさいからこっちきちゃだめ」って言った。
「○×くんのことがすき。あ、でもとうちゃんもすきだからね。」って言った。
激しく夜泣きをするようになった。不安発作のような泣き方をする。
覚醒すると泣き止む。ふと我に返ることができると泣き止む。
きっと夢の中で苦しんでいるんだろう。
あるときは、「ゆびをうさぎさんにたべられた・・・。」といって必死に指を探していた。
夜泣きのメカニズムは解明されていませんが、どうやらムスメを見ていると日中の刺激が強ければ強いほど夜泣きも激しくなっているようです。
相棒はムスメ1号の夜泣きとムスメ2号の授乳とでヘロヘロになっている。
僕は何もできない。
申し訳ないな、と思う。
18歳まで夜泣きが続いたら、病院へ連れて行こうと思います。
投稿情報: 15:21 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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投稿情報: 15:08 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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本日、晴れて楽天大学チームビルディングプログラム7期生が卒業しました。
楽天大学チームビルディングプログラム第7期生の回答
◆私にとってチームビルディングとは、
メンバーみんなが理想を叶えて幸せになり、
世の中に還元するシステムです。
◆私にとってチームビルディングとは、
経営者や社員の夢や理想を実現させることが出来る方法である。
◆私にとってチームビルディングとは、
使命である!!
チームビルディングは自分の関わる人、皆を幸せに出来るもの!
だからチームビルディングはこれから自分がず~と続けて
いきたいし、続けないといけない使命!!
◆私にとってチームビルディングとは、
人生の中の”よなよなエール”である。
そのココロは・・・
人生の中でよなよなエールは
こんな↓存在です♪
「出逢えて良かった」
「パワーの源」
「一生の友」
「必要不可欠な存在」
「人と人の心を通わせる不思議くん」
「人を幸せにできる不思議くん」
◆私にとってチームビルディングとは、
自分の目的に進んで行く(成長して行く)段階で、
掲げた目標(欲求)を満たすだけの自己中心的な
運営手法ではなく(遠廻り手法)、組織(チーム)内の
全てのスタッフの欲求(希望、幸せ)も満たしながら
自分の目標を達成して行く(近廻り手法)為に
絶対に必要不可欠な物!
◆オイラにとってチームビルディングとは、
永続的な会社を作り仲間たちとハッピーになる
そらーもうスゲーもんである。
◆私にとってチームビルディングとは、
縁ある人の幸せを共に追い求めることである。
◆ワシにとってチームビルディングとは、
これからの人生の目的です。
◆私にとってチームビルディングとは、
夢中になる体験!です。
十人十色のメンバーが、あの山登るぞーーー!!って
リュック背負わないと、足の疲れた人、あの山がこの辺でいいや。。とか
もう、頂上間じかな人、崖から落ちそうな人などに気づかず
みんなで、「ヤッホー♪」っていう事が出来ないから^^
◆私にとってチームビルディングとは、
共感 と 成長 を会得する方法です。
スタッフ全員で同じ思いを共有し目標を達成する。
そして成長した自分を振り返り次回の目標をきめる。
経営者はずっと一人でさびしいものだと思い込んでいたのですが
これから私もスタッフの中に入って共感し成長していきます。
◆私にとってチームビルディングとは、
本気でぶつかりあえる相手と信頼関係を作れれば
自分の存在意義を感じ、いつまでもこのチームの一員でありたい
(この人と一緒に居たい・同じ目標を追いかけたい)と思えることである。
◆私にとってチームビルディングとは、
毎日笑顔でいれること、
それによってこの先も誰もが幸せでいれて、
みんなの幸せを願える方法である。
◆私にとってチームビルディングとは、
自分が幸せになること(もしくは方法)、
人を幸せにすること(もしくは方法)、、
世界を幸せにすること(もしくは方法)、
そして、また自分が幸せになっちゃうこと(もしくは方法)、
そして・・そして・・
って永遠に続いていく
ハッピースパイラル
◆私にとってチームビルディングとは、
個人個人の強みを伸ばし、
5つの力を最大限発揮し、
世の中のためになるチームを目指し、
成長していくためのチーム作りの手段です。
7期の皆さん、僕にとってあなたたちは教える側と教えられる側、という関係性ではなく「共に学ぶ同志」です。
私にとってチームビルディングとは、より良い関係を築きながら共通の目標を達成する集団をつくること、です。
ありがとう、また会いましょう!
投稿情報: 14:18 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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今年も夏に開催する「仕事の学校 高校生クラス」のプログラムデザインのために、今日は1日八王子で仕事観察。
午前中60分、午後90分の仕事観察。
午前中、僕が観察場所に選んだのは
・有人立体駐車場
・ユニクロ
・ヨドバシカメラ
午後は
・ゲームセンター
・緑の窓口
・病院
立体駐車場は、オレンジ色のつなぎを着た若者たちが、自分が担当する車用のエレベーターの前でじっと佇んでお客さんが来るのを待っているのを観察した。
15分間ほど。
係りの若者たちは、ムダ口を叩くわけでもなく、ただじっと機械の前で待っている。
エレベーターは4基あって、それぞれに1人ずつ担当が決まっている。
月曜日の午前、あまりお客さんは来ない。
ようやくお客さん(車)が来ると、4人は「ぃいえらっしゃっせ~」と叫ぶ。
「おらーい、ららーい、らららーい、あいストップでーす!」と元気よく叫んでお客さんを見送った後、またそこに佇む。
観察しながら、椎名誠の「アド・バード」に出てくるアンドロイドが目に浮かんだ。
ユニクロは、20分ほど観察した。
なるほど、特定の店員さんを定点観測していると、その人の行動する時間の8割は「服をたたむ」という動作だった。
棚から棚へ動いて、とにかくたたまれていない服をいち早く発見し、服をたたみながら「いらっしゃいませ~」と声を出す。
「すちゃ、すちゃ、すっ、すっ」と音も無くたたんでいく。
仕事や作業を「体の動き」に分解するのが僕は好きだ。
僕の仕事の8割は「みる」「きく」「かんがえる」「はなす」で構成されている。
ヨドバシカメラも、観察時間は15分。
4階のパソコン周辺機器フロアで観察。
そのフロアには僕1人。
店員さんは3人。
3人ともレジ(カウンター)で熱心に端末を覗き込んでいる。
僕のことに気づいているかどうかはわからない。
僕はずっと外付けHDDや無線LANを吟味するふりをしながら観察を続けたが、その間僕以外にお客さんは来ることが無く、また店員さんが端末から顔を上げることもなかった。
月曜日の11:20の出来事。
集合場所のデニーズでご飯を食べながらそれぞれに話をする。
これを高校生がやるには、「観察の仕方」のトレーニングが必要だな。
街角で、おじさんがぼーっとしていることがありますね?
あるいは工事現場を自転車で通りがかってその様子をじーっと見つめているおじさん。
ただじっとそこに留まって「観る」のって、案外いい時間です。
投稿情報: 16:52 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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