ムスメ2号が生まれて今日で3ヶ月。
もっぱら僕に似ていると評判だ。
僕自身も彼女の顔を見つめていると、なんだか不思議な気分になる。
「あれ、オレ、確かこういう顔してるよな・・・。
僕は毎日遅くまで仕事をしていて、妻は毎日2人の子どもを抱えて果敢に家を守ってくれている。
彼女が頼りにしたい彼女のお母さんは、もうこの世にはいない。
朝から晩まで、自分のことは二の次でムスメ2人に文字通り尽くす生活なわけです。
僕は思う。
「お金さえあれば」と。
お金があって、時間が買えればと思う。
家族といっしょにいたい。
そばにいてあげたい。
そしてこうも思う。
「だからオレがしっかり外で稼ぐんだ。」とも。
ムスメ2人と相棒の顔を、真夜中に見つめながら思う。
「やっぱりオレが稼がなきゃいけないんだ。」と。
「それは男性側の勝手な思い込みでしょ?」とお叱りも受けるかもしれませんが。
でも、それでもいいです。
相棒はこのムスメたちのために最善を尽くすために彼女たちのそばにいる。
僕はそんな彼女たちの暮らしを守るために、最善を尽くす。
この顔を見たら、がんばらないわけにはいかないっすよ、オレ。
ああ、このオレが、2人のムスメの父親、結婚生活5年(!)目の夫になるなんて!
「きちんとした生活をすること」なんて自分にはできないと思っていた6年前。
人生って不思議です。